初級沖縄語 完走の感想
珍しく1日1課のペースで語学書走りました。27課あったので27日かかったことになります。1日も休んでいないので本当に27日間で終わっています。
沖縄語について
- 日本語と同語族なのでもちろん文法的に近いです。詳しいことはわかりませんが、どちらも共通の古語から派生しているものの文法が変化したりしているので、古典日本語にはあるが現代日本語にない特徴が現代沖縄語に存在したり、その逆にあたるものが存在したりするようです。
- どうしても現代の会話では日本語からの借用が多くなる点などもありますが、逆に沖縄の日本語には沖縄語の特徴が反映されているケースもある点が興味深いです。まあこういう特徴は多くの言語に存在するんですけどね
- 辞書があまり強くないのと正書法が1つに定まっているわけでも無いので、検索するのがちょっと大変です。
- 動詞の活用形やそれに続く語尾表現などが豊富に存在するという日本語や韓国語のような面倒さを持っていますが、確かこれモンゴル語とかにもあったはずなのでそんな珍しい特徴でも無いとおもいます
- たまに子音の変化が面倒ですが、これも日本語と同じ(読んで/書いて/取って/嗅いで)なので諦めてください
本について
- かなり理想的な練習問題本でした。外国語を勉強したい人に1冊で完結する本を1つオススメするとしたら、間違いなくこれでしょう
- 活用パターンが結構あるので途中から練習問題の単調な繰り返しが意味を持つようになってくるのですが、最初の数章の繰り返しは本当に単なる繰り返しなのでつまらないかもしれません
- もはや語学の教科書あるあるなのですが、例によって巻末の単語リストが全然足りていなくて載っていない単語が大量に登場するのが苦しい点です
- 解答はダウンロード可能なPDFファイルにまとまっており、これが60ページ以上にわたる上ちゃんと日本語訳も載っているので、大変便利です。
今のやる気
- 沖縄に行きたいな... (沖縄出身の友達は沖縄語を全く知らないそうです。Youtubeとかで話す人がいても、それが大半ではないんですね。)
学習の感想
- 久しぶりに快適な語学学習ができました。
- 単調作業過ぎないのに量のある練習問題といい、適切な各章のボリュームといい(しっかりサイズが揃っている点も+)、良い本に巡り会えたと思ってます。